IC-732を修理してみた

 新しいHF機がほしいと思い。メルカリでHF機が売られていたので買ってみた。

発送前に50W出ていた、ということで、買いました。値段は15000円でしたが、

12000円に値下げしてもらいました。無線機以外にも、LPFやCQハムラジオなども

一緒に送ってもらいました。ありがとうございます!



そしてケーブルと同軸をつないで、トランスミッターをかけてみると.....

あれ? パワーがでない......   いろいろ試行錯誤してみましたが、ダメでした。


早速分解してみみました。第一印象は、すごく分解しずらい です。

無理やり詰め込んだ感じがします。732を分解する以前はKENWOODの

TS-680VやTS-690を分解した経験がありますが、それに比べると、本当に

分解が大変です。


早速修理開始です。

まず一番気になるのは、トランスミッターをかけてみても、アナログメーターが触れません。

調べてみると、PLLユニットのロック電圧がずれてると送信ができない、という情報を見つけたので、さっそく調整してみました。 調整後、針が触れるようになりましたが、パワーは出ません。もしかして、ファイナルが飛んだと思い、ファイナルのユニットを分解しました。



回路図を見ながら、1つづつファイナルを取り、マルチテスターで動作確認をしました。結果はすべて生きています。その後、ファイナルを戻し、どこまでパワーが来ているか確認してみると、アンテナのセレクターまでパワーが来ています。セレクターの回路図を見てみながら動作確認をしていると、なせかリレーが動いていません。



すぐに電圧確認してみると、電圧がきていません。リレーの信号をつくるトランジスタが壊れているのか、確かめるために、送受信で電圧確認してみるといきています。ハンダクラックの可能性もあり、周辺部品をはんだ付けしてみると、無事パワーがでました。



あとは、セレクターの基盤が割れていたので、それを直して、パワー調整と周波数づれをなおして。修理完了。






文字ではかなり簡単そうにみえますが、修理完了するまで約15時間ぐらいかかっています。修理の際に手伝ってくれたOMさんには感謝しかありません。 大切に使っていきます。




コメント

  1. ブログコメントから 飛んできました
    直ったんですね よかった

    DE JH3MHI

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  2. よいリグだから沢山使ってあげてね

    返信削除

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